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水野コレクション「冬展『冬の讃歌・春への憧れ』」
2002年12月4日(水) - 2003年2月23日(日)

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実りの大役をねぎらい、自然界の安息を促すように降る雪。野も山も暮らしも、分け隔てなく雪で真っ白に覆われる冬は、四季の中でもいちばん静かに移りゆく季節です。雪に閉ざされた日々を送りながら、火の温もり、人の情、荘厳な雪景色、雪間に見える太陽の神々しさなど、人々は様々な思いを紡いでいきました。
また、冷たい雪の下に眠る新しい命をけなげに守り、子守り歌のように包み込む冬は、樹木が芽吹き動物たちが目覚める春に向けての、序章の季節の役目も果たしています。そもそも「冬」ということばの由来には、寒さに"震(ふる)える"から「冬」のほかに殖(ふゆ)から「冬」という説があります。一見無表情に思える冬が垣間見せる命の炎(ほむら)。冬の奥深さもまた、興味がつきません。
この度の冬展「冬の讃歌・春への憧れ」では、画家たちが魅せられて描いた冬景色の数々を展示いたします。
多くの画家がテーマにした《寒山拾得》を描いた橋本雅邦、菱田春草が海と岩と松のみで相反する季節を描いた双幅《夏・冬》、雪が木の枝から雪崩れ落ちる一瞬を捉えた川合玉堂の貴重な作品《古驛雪後》など、感性豊かな冬の情景が登場します。
冬はまた、年末から新年に至るけじめの季節、ハレの舞台でもあります。そんな寿(ことほ)ぎにふさわしい作品も冬展にて紹介いたします。神々しい旭日を描きこんだ横山大観の《朝輝》、大観と春草の三幅軸《旭日靜波》、川合玉堂の屏風《紅白梅》は、梅の香が一面に漂い、格調高く日本のハレを描き出しました。凛とした中に温かさが漂う、日本特有の感性をおたのしみください。

開館時間

9:30〜17:00(最終入館16:30)

休館日

毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、12月20日 - 31日

入館料

一般800円/中学・高校生600円/小学生300円

※20名様以上の団体は各100円引
※長野市内の中学校が授業の一環として利用する場合は無料

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