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水野コレクション「夏展『松園・深水・清方が描く ―夏の妙』」
2003年5月28日(水) - 7月30日(水)

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美人画のルーツをたどると、17世紀頃江戸時代に誕生した浮世絵に行き着きます。印刷技術などとは無縁だった当時の人々は、今でいうポスターや絵葉書、プロマイドを手に入れる感覚で歌舞伎役者の「役者絵」や史話にちなんだ「武者絵」を購入しました。中でも広重や北斎の描く「街道絵」とともに春信や歌麿の「美人画」はたいそうな人気を博していたとも伝わります。そして鈴木晴信から水野年方へと、「庶民の芸術」ともいえる浮世絵に端を発した「近代の美人画」は、上村松園、鏑木清方らへ受け継がれ、大正期になって花開いていきます。
面白いことに、男性の描く美人画と女性の描いた美人画には大きな相違点があるとわれます。例えば男性の清方や深水の絵は、女性の物腰やしぐさがリアルに観察され、しかも粋とか艶が内面からわき立つような情感が漂います。その一方で、女性の松園は官能的な部分を一切取り合払い、崇高なまでに姿形を気高く描いています。
この度の夏展では、松園の「夕べ」、「かんざし」や、清方の「大川の虹」、深水の「夜長」をはじめ、自由のきかない両手に筆をはさんで描いた中村貞以の「鏡獅子」など、近代の美人画の名品を多数展示しています。
それぞれの画家たちが見た美人画とは・・・・・

橋本雅邦の「王昭君」、川合玉堂の「清湍釣魚」、杉山寧の「晶」など夏の作品とともにお楽しみください。

開館時間

9:30〜17:30(最終入館17:00)

休館日

毎週月曜日(祝日の場合は翌日)

入館料

一般800円/中学・高校生600円/小学生300円

※20名様以上の団体は各100円引き
※長野市内の中学校が授業の一環として利用する場合は無料

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