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過去の展覧会

水野コレクション「彩展『紅・朱・茜(あか あか あか)』」
2003年9月4日(木) - 11月9日(日)

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狭いひと部屋に宇宙までも取り込んでしまう、「茶道」。水がないのに水を存在させてしまう、「枯山水」。わずか31文字の中に景色や情感、時の流れまでも表現してしまう、「短歌」。日本人が持つ繊細で奥深い感覚は、世界に類いまれな文化を育んできました。
その日本人ならではの感覚はまた、「色」の名前にも反映されています。例えば、「紫色」ひとつ見てみても、江戸紫・滅紫(けしむらさき)・古代紫・紫紺など約30種も存在します。「青色」に至っては、およそ60種もの名前がつけられました。水色や藍色、群青色などなじみ深い名前に加え、御納戸色(おなんどいろ)・新橋色(しんばしいろ)・瓶覗(かめのぞき)という興味深い名前も登場します。漆黒・墨色・暗黒色を見分けられる日本人の特別な感覚は、ことに日本画の秋の景色、紅葉に余すところなく発揮されています。
橋本雅邦の、静寂な秋にほのぼのと燃える紅葉を描いた「紅葉白水」。生涯を赤にかけ、遂には「元宋の赤」を完成させた奥田元宋。その彼が自分の色「元宋の赤」を用い、奥入瀬の秋を4mの大画面に描いた「秋渓淙々」。横山大観の「秋酣」は、水の青と松の緑を合わせることで紅葉を鮮やかに浮かび上がらせました。
紅(あか)・朱(あか)・茜(あか)―――画家たちの目に映ったそれぞれの紅葉、秋景色の数々を館内いっぱいに展示しました。

開館時間

10月31日まで 9:30〜17:30(最終入館17:00)
11月1日から 9:30〜17:00(最終入館16:30)

休館日

毎週月曜日(祝日の場合は翌日)

入館料

一般800円/中学・高校生600円/小学生300円

※20名様以上の団体は各100円引
※長野市内の中学校が授業の一環として利用する場合は無料

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