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水野コレクション「瞬展『冬と春の間に・・・』」
2003年11月13日(木) - 2004年2月22日(日)

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冬はつとめて 雪の降りたるはいふべきにもあらず 霜のいと白きも――
(冬は早朝が一番すばらしい。雪が降っている時はいうまでもなく趣深く、霜が真っ白におりている様もすばらしい)と清少納言は「枕草子」の中で冬の美しさをたたえています。

燃えるような紅葉が力尽き、木枯らしが吹きすさぶ頃になると、大地から色が失せ自然界は静寂に包まれます。白とグレー、そんな無機質な冬の世界にも、目を凝らすとあちこちに命の営みがあることに気付かされます。
降りしきる雪を受けながらじっと春の到来を待ち望む、木々の芽。雪野原をきらきらと輝かせながら昇る太陽とその温もり。凍てつく夜空にきらめく満天の星。道すがらほのかに漂う家々の夕げの支度。
人、動植物、気候・・・・画家達は墨絵のような冬景色だからこそ見える一瞬の情景を見逃しませんでした。川合玉堂の「古驛雪後」では、枝が雪の重みに耐え兼ねて雪が崩れ落ちる一瞬を捉えました。西郷孤月の「富士」は、雪におおわれた富士を描くことで、凛として聳える格調高い富士を完成させています。他にも、児玉希望の吹雪の中に佇む「吹雪(平等院)」、横山大観の新春の寿ぎを大胆な構図で描いた「松竹梅」など、瞬展「冬と春の間に・・・」では一瞬の感動を描いた名作を一堂に展示しています。美術鑑賞には最高の冬、芸術に浸るひとときをお楽しみください。

開館時間

9:30〜17:00(最終入館16:30)

休館日

毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、年末

入館料

一般800円/中学・高校生600円/小学生300円

※20名様以上の団体は各100円引
※長野市内の中学校が授業の一環として利用する場合は無料

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